こんにちは!釣りうさぎです。
海釣り・川釣りなんでもやります! 自己流でやってたくさん失敗した私がその経験を活かして
釣り初心者さんにできる限りわかりやすく!丁寧に!お伝えしていくブログです。
ちなみに今回は主に霞ヶ浦で釣れるオオタナゴの釣り方について初心者さんでもわかりやすく画像・イラスト付きで優しく解説します!
読んだらきっと得するので、是非チェックしてみて下さい!
【オオタナゴ釣り】そもそもオオタナゴとは?

オオタナゴとは、コイ科タナゴ亜科タナゴ属の淡水魚で名前の通り一般的なタナゴと比べて体が大きく、成魚では10〜20cmほどに成長します。ちなみに生態系被害防止外来種リストで「その他の総合対策外来種」というものに指定されています。
オオタナゴの特徴とは
- 体型:10cm~27cm程度
- 体の色:通常は銀色。エラの後ろに青い斑点がある。オスは産卵期に婚姻色になり体色が暗く淡いピンク色に染まります。更に下腹部が黒くなり口先には追星が出てきます。
- 寿命:約2~3年。
- 他のタナゴとの違い判別方法:ほんと小さな口ひげがある(拡大鏡で観察するレベル)。背びれの分岐軟条数というものが15~19程度ある(多め)
オオタナゴの婚姻色はタイリクバラタナゴと比べると落ち着いた色合いになっていますが、このサイズ感から「他のタナゴと比べて引きが強い」とも言われているので人気のある釣りになっています。
オオタナゴが釣れる場所・釣れる時期は?

①オオタナゴが釣れる場所は?
主に霞ヶ浦で釣ることができます
オオタナゴの分布が広がっているようなので霞ヶ浦近辺の池・河川・用水路などでも釣れる可能性があり、更に利根川水系や印旛沼・手賀沼でも生息が確認されており釣ることができるようです。

「オオタナゴは水路ではあまり釣れない」との声もあるので「水路で釣れないなぁ」と思ったら本湖に移動して釣りましょう。
②オオタナゴが釣れる時期は?
ほぼ周年釣ることができます。春から秋にかけてがベストシーズンです。冬は数釣りが難しくなってきますが釣れないことはないです。
オオタナゴが釣れる時間帯ですが基本的に魚を釣る場合、マズメ(①日の出前後1時間程度・②日の入り前後1時間程度)の時間という時間が良いとされています。・・が、あまり気にせず「釣れそうかも!」というポイントがあったら是非釣ってみましょう
【オオタナゴ釣り】に必要な道具・仕掛けとは?

基本的に
- タナゴ釣り竿
- タナゴ専用仕掛け
- エサ(赤虫やタナゴグルテン)
があれば釣れます。

霞ヶ浦は広いので広範囲を狙えるように3m~5m程の竿を用意しても良いです→おすすめタナゴ竿はコチラで紹介しています。
タナゴ釣りに必要な道具は↓のブログで詳しく解説しています。「他にこういうものがあったら便利!」など紹介しています(絶対目を通した方がいいです。細かく書いてます)
オオタナゴ釣り仕掛けイメージ画像
オオタナゴ釣りの竿と仕掛けを全部セットすると↓のようなイメージとなります。タナゴ専用竿の先端にタナゴ専用仕掛けをセットして、針にエサを付けるだけなので簡単です!
※ウキの浮力調整は絶対にしないといけないわけではないので、板オモリは必要に応じてセットし浮力調整しましょう。

竿は釣る場所(遠くを狙いたいなど)によっては少し長めの3m~5m程度にしても良いです。
エサはタナゴグルテンか赤虫を用意しましょう
オオタナゴの釣り方は?

オオタナゴの釣り方ですが、
エサを付けたら投げて待つだけ
です。

超簡単ですよね
ちょくちょくエサがついているか?をチェックしながら釣りをしましょう。
タナゴのアタリは繊細なので親ウキ・糸ウキの動きをジッと確認して釣りをすると良いです!
ちなみにグルテンのエサの作り方・付け方や、タナゴのアタリの出方など詳しい内容については↓のブログで詳しく解説していますので一度目を通してください。
霞ヶ浦で釣る場合のポイント探しですが、水深は1m位はあった方がいいかもです。その水深よりもちょっと高い位置で針がくるようにウキを調整してアタリを待つ感じです。

最初全くタナゴ釣りがわからなかったころ、ウキの位置全く変えないで全然つれなかったのですが、ウキの位置を変えた瞬間即釣れたことがありました。

オオタナゴが釣れたら必ずその場にリリースしましょう。飼育や別の場所に放流は絶対に避けましょう。
オオタナゴが釣れない
いろんな原因はあると思いますが、場所移動をしたり仕掛けを落としているタナ(魚のいる層のこと)が違う可能性もあるので、ウキの位置を調整するなどやってみるとよいかもしれません。

オオタナゴ・カネヒラ・タイリクバラタナゴの違いは?

タナゴは結構種類があり、しかも外道も釣れたりするので「これ何が釣れたんだろう?」と思うこと結構あります(私今でも結構あります)
霞ヶ浦も色んな魚が釣れますが、代表的なオオタナゴ・カネヒラ・タイリクバラタナゴの違いや見分け方を紹介しますね。
種類 | 特徴 | 見分け方 |
---|---|---|
オオタナゴ | サイズが10cm~25cm程度と大きい。強い婚姻色はでない。口ひげはあるが拡大鏡で確認しないとわからんレベル | 背びれが大きい。エラの後ろに青い斑点 |
カネヒラ | サイズが12cm~15cm程。 | 口元にヒゲがある。 |
タイリクバラタナゴ | サイズが6~8cm程。 | 口元にヒゲもない。サイズが小さめ。エラの後ろに青い斑点もない |
↓はカネヒラ

↓はタイリクバラタナゴ(オス)

↓はタイリクバラタナゴ(メス)

【オオタナゴ釣り】まとめ
今回は主に霞ヶ浦で釣れるオオタナゴについて解説しました。タナゴの中でも比較的大きいため繊細なタナゴ竿で臨めば引きも楽しめるでしょう。まとめると
- オオタナゴは他のタナゴに比べてサイズが大きい
- 主に霞ヶ浦や利根川水系などで釣れる
- ほぼ周年釣れるが、ベストシーズンは春から秋
- 基本的にはタナゴ竿・仕掛け・エサがあれば釣りができる
- 釣り方はエサをつけて投げるだけ
- タナゴには色んな種類がおり見分け方もしっかりある
です。オオタナゴ釣りは初心者さんでも始めやすく、見た目・引き・釣果と三拍子そろった魅力的な釣りです。正しい知識とマナーを持って楽しみましょう。
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