こんにちは!釣りうさぎです
海釣り・川釣りなんでもやります! 自己流でやってたくさん失敗した私がその経験を活かして釣り初心者さんにできる限りわかりやすく!丁寧に!お伝えしていくブログです。
ちなみに今回はハゼのミャク(脈)釣りについて仕掛けや釣り方など初心者さん向けに画像・イラスト付きで解説します!
読んだらきっと得するので、是非チェックしてみて下さい!
ハゼのミャク釣りってどんな釣り?

ハゼのミャク釣りとはのべ竿にウキがついていない仕掛けをセットして竿や手に直接伝わるアタリを感じて釣る方法の事です。
ミャク釣りは
魚のアタリがダイレクトに手元に伝わってくる!という楽しさがあります
ハゼ釣りは海の堤防や河口などで釣ることができ、竿と仕掛けとエサがあればすぐに始めることができる為、初心者さんでも「入れ食い」の体験を味わえることもしばしばあります。

これから必要な道具や実際に釣り方など解説していきますね!
ちなみに「ミャク釣り」についてはコチラのブログ↓で図解付きで詳しく解説しています。
そもそも「ハゼ」ってどんな魚?

ハゼは日本各地の海の堤防(波の穏やかな内湾)や河口、汽水域(淡水と海水が混ざった区域)に生息している小型の底生魚です。ちなみに釣りで一般的に対象となるのはマハゼです。



体長は平均で10cm~15cm程度。大きいサイズだと30cm以上になることも。砂泥底の浅場にも生息しているのでリールのついていないのべ竿でも比較的簡単に狙うことができるんですね。

食べて美味しい魚なので初心者からベテランまで人気のある釣りの一つとなっています。
ちなみにハゼはミャク釣り以外にもちょい投げ釣りやウキ釣り・ルアー釣りで釣ることもできます。

ハゼのちょい投げ釣り・ウキ釣り・ルアー釣りについてはまた別のブログで解説しますね!
ハゼの釣れる時期・場所・おすすめの時間帯は?

まずハゼの釣れる時期ですが、大体7月~11月頃までです。そして釣れる場所は海の堤防(波が穏やかな内湾の方)や河口、場所によっては淡水域にもいたりします。

ハゼはほぼ日本全国で釣ることができ、砂地に棲んでいるので、身近な釣り場に砂地になっている場所があればハゼが釣れるかもしれませんよ!
ハゼの釣れる時間ですが、基本はマズメ(①日の出前後1時間程度・②日の入り前後1時間程度)の時間帯が良いとされています。ただ日中に釣ることも可能な魚です。
ハゼのミャク釣りに必要な道具の紹介!

ハゼのミャク釣りに必要な道具を一つずつ紹介していきますね。基本、竿・仕掛け・エサがあれば釣れるんですが、あったら便利な道具もあるのでその辺もお伝えしていきます。
竿
3m~6m位のリールのついていないのべ竿を用意しましょう。もちろん使いやすい長さものがいいので3mより短くても6mより長くても構いません。
↓の竿は釣り具メーカーDAIWAの振出竿です。川釣り海釣り両方に使用でき、しかも軽くて使いやすい竿です。

のべ竿が重いととても疲れてくるので軽いのがおススメです!
仕掛け
竿と同じ長さ位のミャク(脈)釣り仕掛けを購入しましょう。(市販の仕掛けを色々見てみたところ、中通しオモリというオモリがついた仕掛けなどが販売されています)

ハゼ釣り用の仕掛けはいろいろ販売されています。今回はのべ竿を使ったミャク釣りなので、ミャク釣り専用の仕掛けを買いましょう。
投げ釣り専用の仕掛けを買うとついてるオモリが重すぎる可能性があります。

ちなみにハゼ釣りは海の底を狙っていくので根がかりが頻発する可能性があります。仕掛けは多めに用意しておきましょう。
★仕掛けにつける目印について
上で紹介した市販の仕掛けには目印がついていませんでした。もし目印をつける場合は別途購入しましょう。目印にも色んなタイプがあるのでいくつか紹介しますね。

完成した仕掛けにサッと取り付けられるタイプもあります
テンビン(天秤)
ハゼ釣り用テンビンをつけると「仕掛けが絡まりにくい」というメリットがあります。ちょい投げ釣りで使うハゼ釣り用テンビンがついた市販の仕掛けが販売されていますが、ついてるオモリが重いです。
ハゼ釣り用テンビンを購入して自作で仕掛けを作ってもいいですよ!

ハゼ釣り用天秤をセットしたイメージ画像はコチラ
オモリ
市販のハゼ釣り用ミャク(脈)釣り仕掛けを買えばオモリも一緒になっているとおもいますが、自作する場合は別途オモリを購入しましょう。
オモリの中に糸を通す「中通しオモリ」を購入すると良いです。のべ竿で使用するので重さは0.5号~1号位が良いでしょう。
エサ
ハゼのミャク釣り用のエサは基本イソメです。若しくはハゼホタテもおすすめ。

エサの付け方は↓のイラストのように短く切ってつけましょう。
エサの中に針を通さないちょん掛けという付け方でもOKです!


もし「虫は苦手!!」ということでエサに触れない方は疑似エサ(パワーイソメ)を使用すると良いです。これもまたほんとに釣れますよ!
ライフジャケット
川釣りでも海釣りでもライフジャケットは必須です。腰に巻くタイプなど動きを邪魔しないタイプもあるので必ず着用しましょう。
魚つかみ
「魚を素手で触るのが怖い・・」という方は特に持って行った方が良いです。ハゼ以外の魚が釣れることもあるのであると便利です!
針外しプライヤー
針をうまく外す自信がない方や、万が一針が飲み込まれてしまい取れなくなった場合に重宝します。絶対に持って行った方が良いと思います。
クーラーボックス
釣った魚を入れておくための物です。ハゼ以外の魚が釣れることも考えて大きめの物を用意しておけば他の釣りにも使えるので良いかと思います。

クーラーボックスって釣った魚を入れたり、ジュースを冷やしたりする用でしょ?と思いがちですが、
実は、釣り餌(イソメなど)を弱らせないためでもあるんですね。エサが弱っていると魚の反応も良くないので釣りエサを新鮮に保つためにも必要と思っておいてください
ランディングネット
ハゼは大きな魚でないのでランディングネットは必要ないかもしれません。ただ大きな魚が釣れることもあるので用意しておきましょう。
ハサミ
釣りをしているといろんなトラブルがあって仕掛けが切れたり針がなくなったりするもんです。ハサミは絶対に用意しておきましょう
タオル・ウェットティッシュ
手を拭くものがないと困っちゃいますよね!結構汚れたりするから必ず用意しましょう。
水汲みバケツ
海釣りの場合は水汲みバケツがあると何かと便利です。汚れたものを洗ったり、釣った魚を入れておいたりできます。
お魚観賞ケース
私はこれ結構好きで釣りに行くときは必ず持っていくんですが、釣った魚を鑑賞できます。大きい魚は入らないですが、魚を釣ったときに「これなんだ?」となる時にめちゃ役に立つので紹介しますね。

子供めちゃ喜ぶと思います!
ハゼのミャク釣り仕掛けセットイメージ画像

ハゼのミャク釣り仕掛けを全部セットすると↑のイラストのようになります。基本的にはのべ竿に市販のハゼ釣り用ミャク釣り仕掛けをセットすればOKです。

自分で仕掛けを作るのも全然難しくないので↑のイラストを参考に作ってみて下さい!
ハゼのミャク釣り仕掛けで、天秤を使用した場合のイメージ画像はコチラ↓

道糸に目印を数個付けその先にハゼ釣り用テンビンを結びます。そしてハゼ釣り用テンビンにオモリ(0.5号~1号程度)と針をセットすればOK!

のべ竿を使ったミャク釣り仕掛けなので、オモリは軽めの0.5~1号程度です
ちなみにエサの付け方ですが↓のイラストを参考にしてみて下さい。イソメの中に針を通さなくてもチョン掛けでもOK。


エサ付けのポイントは「エサを長くしないこと」です。長くしてしまうとエサの先だけ食べられてしまい、釣れないんですよね
ハゼをミャク釣りで釣ってみよう!

仕掛けもエサも全部セットしたら早速釣ってみましょう。
まず仕掛けの投げ方ですが↓のイラストを参考にしてみて下さい。(堤防からそのまま下に落とすときは関係ないです。)


仕掛けを投げたら着底するまで待ち、着底したら即アタリが来る可能性があるので集中してましょう。
「コンっ」や「ブルっ」とアタリが来たらアワセますし、アタリがなければ少しだけ待ってみてそれでも何の反応もなければ竿をちょんちょんと動かしてエサを軽く上下させてあげましょう。

めっちゃ動かす必要はないのでエサを軽く上下させて「ここにエサがあるよ?」と軽くアピールする気持ちで動かしてあげればOKです!
それでもなんも反応なければ狙う場所を変えてみましょう。ほんのちょっと移動するだけでいいですよ!
そうやって細かく探っていくんです。
【アタリについて】
よくハゼのあたりは「コン」とか「コツ」と表現されたりしますが、手元にそういうアタリを感じたら即アワセしましょう。
「ぐぐぐー」っと引かれたり、竿が「ブルブル」震えてからだとアワセが遅い可能性があります。

釣りながらコツをつかんでいきましょう!
ハゼが釣れない!

釣りをやっていると、「昨日はめちゃ釣れたのに!」とか「この場所毎回釣れるのに今日は釣れない!」とかほんとあります。
そんな時に試してほしいことをいくつか紹介します
- 全く釣れない→ハゼがそこにいないかもしれません。狙う場所を変えましょう。
- アタリはあるようだが釣れない→エサの付け方の変更・エサの変更してみましょう。
釣ったハゼを美味しく食べる方法

釣ったハゼは天ぷらや唐揚げにするととても美味しく食べられます!大きいハゼは刺身にしてもOKです!

ハゼは内臓をとって背開きにして中骨を外し小麦粉などまぶして揚げたら本当においしいですよ!
ちなみに魚のさばき方やレシピが豊富に、かつ分かりやすく!イラストで載っている新しいタイプの料理本があるのでおすすめしますね!
ハゼのミャク釣りまとめ
今回はハゼ釣りのミャク釣りについて解説しました。まとめると
- ハゼのミャク釣りとはウキを使わずアタリがダイレクトに伝わってくる釣りの事
- ハゼは波が穏やかな内湾部や河口部の砂地にいる
- 基本、のべ竿、ミャク釣り仕掛け・エサがあればハゼは釣れる
- アタリかな?と思ったら即アワセが基本
- エサは短めに付けるのが大事!
ハゼは食べて美味しい魚なのでたくさん釣って美味しくいただきましょう!
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